Crucial『CT1050MX300SSD1』レビュー
ゲームインストール用として購入したSSD『Crucial CT1050MX300SSD1』(Amazon) の簡易レビューです。
仕様
フォームファクター | 2.5inch |
インターフェース | SATA 6Gbps |
コントローラーチップ | Crucial® カスタムファームウェア搭載 Marvell® 88SS1074コントローラー |
フラッシュ | Micron® 3D TLC NAND フラッシュ |
MTTF(平均故障時間) | 150万時間 |
TBW(Total Bytes Written) | 360TBW |
暗号化技術 | AES256 encryption engine , TCG Opal 2.0 compliant, IEEE1667 complaint , Microsoft® eDrive® compatible |
高さ/ パッケージ寸法 / 重量 | 7mm (9.5mmアダプター付き) / 130.18 x 130.18 x 19.05 mm / 約 0.2 kg |
動作温度 | 0~70℃ |
保証期間 | 3年 |
CrystalDiskInfo
換装直後の測定結果です。
CrystalDiskMark
こちらも換装直後の測定結果です。1050GBの製品ですが、実際に使用できる容量は978GBになります。
▼1GiB
▼32GiB
初めてのTLCタイプSSD購入なので、大容量ファイル書き込み時のキャッシュあふれを確認するため、32GiBでも計測しました。
一見、書き込み速度がほとんど変わらないため大丈夫にも思えますが、書き込み時の数値変化を確認した所、5回測定中、速度にかなりばらつきがありました(CDMは5回測定して一番良い値を表示します)。残念ながら平均値はこの値より下がりそうです。
大容量の動画ファイル等を取り扱う機会が多い方は注意が必要かもしれません。私のようにゲーム等の読み込み速度向上がメインであれば、全く問題ないです。
消費電力
仕様で消費電力が見つからなかったので、装着前後の消費電力を計測しました。
結果はシステム全体のアイドル時消費電力がこのSSD追加で47W台から48W台に増加しました。アイドル時の消費電力は他のSSDと同様1W以下と思われます。
温度
ベンチマーク中でも35度以内収まっており、問題ないです(室温25度)。
LPM未対応
CrucialのSSDで気を付けたいのは「LPM (HIPM)」に未対応な点です。LPM対応のHDD / SSD からLPM未対応のCrucial SSD にクローンコピーした場合、省電力機能が誤作動を起こし、フリーズなどの問題が発生します。
※LPM未対応のCrucial SSDからLPM対応のHDD / SSDへのクローンコピーやクリーンインストールは問題ありません
また、LPM未対応だと「Acronis True Image」などのバックアップソフトと相性が悪く、プチフリーズのような症状が発生する可能性があります(私も経験あり)。この場合、バックアップソフトは常駐させず、クローン作業を行う時のみインストールするという運用になりそうです。
最後に
CrucialのSSDは以前から何度も購入して信頼している事、他メーカーの同クラスSSDより容量が大きい事、さらに今回は安価な未使用商品を見つける事ができたので購入に至りました。
上記問題に気を付ければ快適な大容量SSDライフを送れそうです。
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